ニュース 電子 作成日:2012年8月28日_記事番号:T00039049
昨年第4四半期に発生したタイ大洪水で現地生産ラインに深刻なダメージを受けた日本のフレキシブルプリント基板(FPC)大手、フジクラ(本社・東京都)の完全復旧がいつになるかが業界の注目を集める中、台湾の同業、台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)は、「フジクラの生産ラインが完全復旧するのは2013年3月としても、製品設計には1年かかるため、製品の認証を終えて正式に出荷できるようになるのは再来年になる」と指摘し、市場の供給に影響が出るのは14年になるとの見方を示した。28日付電子時報が報じた。
FPC市場の先行きを好感する台郡は昨年、中国・江蘇省昆山市の工場の拡張を行い、今年7月に完工、量産に入っている。これに伴って同社の中台における月産額は、従来の9億台湾元から12億元(約32億円)へと30%増加した。
ただ同社第1四半期の稼働率は90%だったが、第2四半期には50〜60%まで大幅に低下。第3四半期は生産能力が拡大するものの、ハイシーズン効果で前期より上昇すると同社はみている。
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