ニュース 電子 作成日:2012年8月28日_記事番号:T00039050
台湾のマザーボード業界は、デスクトップパソコンの需要後退で出荷が伸び悩む中、値引き競争で出荷目標の達成を目指している。
28日付電子時報によると、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)は、値引き攻勢とコストパフォーマンスが高い製品で、第3四半期の出荷が540万枚に達し、華碩電脳(ASUS)の580万~600万枚に迫る勢いだ。ギガバイトの出荷の伸びは15~20%に達し、市場平均の5~10%を大きく上回っている。
業界筋によると、ギガバイトは第4四半期にマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」が発売された後の買い替え需要は不透明とみており、第3四半期時点で値引き攻勢での勝負をかけたもようだ。ギガバイトは上半期に890万枚を出荷しており、第4四半期の出荷が第2四半期をやや上回れば、通年の出荷目標(1,900万枚)を達成できる見通しだ。
また、ASUSは上半期に1,100万枚を出荷したのに続き、第3四半期以降は値引き攻勢をかけており、通年2,300万枚の出荷目標は達成可能とみられる。
一方、スケールメリットで大手2社に劣る映泰(バイオスター)、精英電脳(ECS)などは苦しい競争を強いられそうだ。
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