ニュース 電子 作成日:2012年8月28日_記事番号:T00039054
タッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は27日、新株発行による現金増資およびグローバル預託証券(GDR)による増資計画を董事会で決議したと公表した。発行株式は1,760万~2,200万株で、現在の株価から、調達金額は約88億台湾元となる見通し。同社は同日、2億5,000万米ドルを上限とする海外転換社債(ECB)発行による資金調達も決議しており、調達金額は合わせて160億元(約420億円)規模になる。なお増資計画の具体的なスケジュールは未定だ。28日付工商時報が報じた。
資金調達の目的について劉詩亮・同社財務長は、大型タッチパネル需要の拡大に対応するための生産能力拡充、および運営資金の充実を挙げた。
第4四半期から出荷の始まるウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)などではフルラミネート方式が採用されていることから、同社は液晶ディスプレイ(LCD)の購入やパネルの張り合わせの資金が必要とみられる。
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