ニュース 社会 作成日:2012年8月29日_記事番号:T00039060
台東県の離島、蘭嶼が台風14号(アジア名・テンビン)によって甚大な被害を受けたことが分かった。
浜辺には大破した船が乗り上げ、津波に襲われた後のようなさまとなった(28日=中央社)
同島は28日未明に台風14号の暴風域に入り、風速約60メートルの突風と10数メートルの高波が押し寄せて、島の周回道路(環島公路)沿いの施設や建物が倒壊した。島唯一のガソリンスタンド(GS)では給油機とガソリン貯蔵タンクが吹き飛んだため給油が不可能になり、住民の今後の復興作業に影響を及ぼすとみられる。また、農会(農協)のスーパーマーケットも全壊し、被害額は1,200万台湾元(約3,150万円)に上ると見込まれている。
また、蘭嶼には低放射性核廃棄物の貯蔵施設があり、台湾電力によると、鉄製のシャッター2カ所が損壊し内部に水が入ったが、安全面は全く問題がないという。
スーパーマーケットが全壊したことで食料不足が懸念されるため、空軍は29日、水や食料などの物資を蘭嶼に空輸する予定だ。
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