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東貝、需要拡大で来年生産倍増へ


ニュース 電子 作成日:2007年11月22日_記事番号:T00003907

東貝、需要拡大で来年生産倍増へ

 
 発光ダイオード(LED)パッケージングメーカー、東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)の邱顕明総経理はこのほど、「来年は中小型パネルのバックライト光源が全面的にLEDに取って代わるため、LEDの供給過剰はあり得ない」という見通しを示した。このため、来年は生産能力を2倍に拡大する予定だが、「それでも足りないかもしれない」と指摘した。

 また、携帯電話の来年の需要の伸びは10%に過ぎないが、ディスプレイのサイズを大きくするタイプが増えており、「ディスプレイが1.5インチから2インチに拡大するだけでも、使用するLEDは倍増する」として、期待を寄せた。しかし、やはりモニターなどのパネル向けの需要の伸びの方が大きいという。

 同社は需要の伸びを予測した中小型パネルのバックライト光源を主力としており、今年1~10月の売上高は25億7,500万台湾元(約86億2,000万円)。証券会社は来年は売上増加率80%以上を予想している。22日付経済日報が報じた。