ニュース 運輸 作成日:2012年8月30日_記事番号:T00039089
台湾高速鉄路(高鉄)新竹駅では、今年1月から8月29日までに新竹~台北の30日間有効の定期券を購入した人が、前年比2割増の延べ6,281人に達した。4月に行われたガソリン価格の値上げにより、通勤手段を自家用車から高鉄に切り換えるケースが増えたためとみられる。30日付工商時報が報じた。
台北から新竹科学工業園区(竹科)に通勤する人は、毎日数万人に上ると推定される。自家用車を利用した場合、ガソリン代のほか、駐車場料金、高速道路の利用料金などで毎月約1万8,000台湾元(約4万7,000円)かかる一方、高鉄の定期券を利用した場合は8,230元で、約1万元も安くなる。
また竹科と新竹県政府が、竹科と高鉄新竹駅、台湾鉄路(台鉄)六家駅を結ぶシャトルバスを運行していることも、高鉄の利用者増加に貢献した。
なお、高鉄の新竹~台北の所要時間は30分で、約1時間半かかる自動車や長距離バスよりも通勤時間を大幅に短縮できるメリットもある。
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