ニュース 金融 作成日:2012年8月30日_記事番号:T00039091
台湾の銀行業界は、これまで大口定期預金に低い預金金利を適用してきたが、安定した資金確保を図るため、小口定期預金並みに金利を引き上げる動きが出始めた。30日付工商時報が伝えた。
地場銀行はこれまで、資金事情に余裕があったため、多額の定期預金引き受けには消極的で、預金額が300万~500万台湾元(約787万〜1,310万円)を超えると、定期預金金利が小口預金の半分程度に下がるのが一般的だった。
ただ、最近銀行業界では、大口顧客が短期の定期預金を行うケースで、顧客の貢献度などに沿って、高金利を提供することが多くなっている。
一例として、大口の1カ月定期預金では、合作金庫商業銀行は15億元以上で年0.87%の金利を適用。台北富邦銀行は10億元以上で0.87%、中国信託商業銀行は10億元以上で0.88%の金利を適用している。
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