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新北市、「観光漁港」開発推進


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年8月30日_記事番号:T00039095

新北市、「観光漁港」開発推進

 朱立倫・新北市長は29日、同市北海岸の淡水港、野柳港など約30カ所の漁港を観光・レジャー向けに開発していく方針を示した。また同市万里区は、台湾全土に流通する海ガニのうち約8割を出荷していることで知られ、このカニを「万里ガニ」としてブランド化していく方針も表明した。30日付工商時報が報じた。


朱市長(右)は、書道家の徐永進氏(左)よりデザインされた「万里ガニ」ブランドのロゴを披露した(29日=中央社)

 朱市長はこのほど、行政院農業委員会(農委会)の陳保基・主任委員と会談し、「観光漁港」開発への協力を要請した。これに対し陳・主任委員は、「台湾10大魅力漁港」に選ばれた淡水第2漁港および卯澳漁港(貢寮区)をはじめ北海岸の漁港の多くは発展の可能性を秘めており、新北市が計画を立案すればできるだけ協力すると表明、「来年から行動を開始する」と語った。

 「万里ガニ」については、「ミシュラン級」のシェフに同地のカニを使った料理を作ってもらう、メディアで宣伝するなどといったマーケティング活動を展開する計画だ。