ニュース 医薬 作成日:2012年8月30日_記事番号:T00039097
協和発酵キリン(本社・東京都千代田区、花井陳雄社長)は30日、台湾や日本、韓国で、進行または転移性の非小細胞肺がん患者を対象に行っていた、米アーキュールの経口投与が可能な分子標的薬「ARQ197(一般名tivantinib)」に関する第3相国際共同治験の患者登録を、安全性評価委員会の勧告を受けて一時中断したと発表した。
同治験は、ARQ197とエルロチニブ併用群、プラセボとエルロチニブ併用群を比較するもの。死に至る可能性もある間質性肺疾患が副作用で発症する頻度を踏まえ、一時中断に至った。ただ、非小細胞肺がんは、優れた有効性と安全性を持つ治療法が必要とされているため、追加調査を実施して再開を目指す。
同社は2007年4月、「ARQ197」の日本、台湾、中国、韓国での独占的開発・販売権を取得。11年8月から13年末までをめどに同治験を行っており、目標症例数は460人だった。
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