ニュース 機械 作成日:2012年8月30日_記事番号:T00039103
台湾ロボット産業は来年から成長スピードが速まり、2016年には生産額が1,000億台湾元(約2,600億円)に達するとの見通しが29日、業界団体、台湾智慧自動化機器人協会(TAIROA)の卓永財理事長より示された。30日付経済日報が報じた。
ロボット産業の展示商談会「2012台北国際機器人展」が29日、台北世界貿易センター南港展覧館で開幕した。550社が1,300ブースで最新技術を展示している(29日=中央社)
卓理事長は、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)や東元電機(TECO)、盟立自動化(Mirleオートメーション)、新光保全(SKS)などさまざまなメーカーが進出しているとロボット業界の成熟を指摘した。技術面でも、自身が経営する上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)を例に挙げて、多関節ロボットの開発で大きな進展を見た上、アクチュエーターやトランスミッションなどの部品も100%自製できるようになり、来年末にはデルタ型多関節ロボットを出荷できるとして、進歩を遂げた現状を説明した。
経済部工業局の統計によると、台湾の昨年のロボット産業の生産額は505億元で、今年は550億元まで成長する見通し。特に清掃用ロボットの生産額は、05年当時の2億元から昨年は30億元へと大きく増加した。
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