ニュース 電子 作成日:2012年8月30日_記事番号:T00039104
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の林振輝・協理兼広報担当は29日、社名を変更する考えを明らかにした。「奇美電子」は、奇美集団が1998年に設立、10年以上にわたり台湾を代表する液晶パネルメーカーとして高い知名度を誇ってきたが、その社名が消えることになる。30日付経済日報が報じた。
奇美電は10年3月の鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の群創光電、および統宝光電との3社合併後、旧奇美電と旧群創の出身者が経営を主導してきたが、昨年12月の廖錦祥董事長の退任に続き、今年6月に董事・監事3人が離職したことで旧奇美電出身者は董事会から一掃され、鴻海集団が経営を掌握していた。
新社名について林・協理兼広報担当は、「群創光電」を選択肢のうちの一つとして挙げながらも、「まだ決まっていない」と強調した。今後9月末の董事会で決定し、11月の臨時株主会で承認を得た後、年末までに新竹科学工業園区(竹科)管理局の認可を得たい考えだ。
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