ニュース 電子 作成日:2012年8月30日_記事番号:T00039106
友達光電(AUO)および奇美電子(チーメイ・イノルックス)の液晶パネル大手2社は今期、中国をはじめ主要市場の顧客から追加受注が続いており、稼働率が上向いているようだ。AUOの彭双浪総経理はこのほど「8月は顧客からの追加発注が続き、テレビ用パネルの需給が逼迫(ひっぱく)している」と語り、奇美電の林振輝協理も「下半期はテレビ用パネルの需要が強く、第2四半期より第3四半期、上半期より下半期の方が良くなることは確実だ」と話した。30日付工商時報が報じた。
彭AUO総経理は「現在稼働率は非常に高い状態で、第3四半期は需要が供給を上回っている」と語った上で、一部サイズでは9月に値上げを行う可能性もあるとの見通しを示した。
一方、奇美電の林協理は、「新サイズパネル戦略が奏功し、29、39、50インチの7月合計出荷量は100万枚を超え、テレビ用パネルの出荷比率が全体の3分の1以上に拡大した」と強調。さらに8月は58インチパネルの量産に入るため、出荷量は200万枚を目指すと語った。同社の稼働率は90〜95%を維持しているという。
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