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奇美電、来年売上高7千億元に挑戦


ニュース 電子 作成日:2007年11月22日_記事番号:T00003911

奇美電、来年売上高7千億元に挑戦

 
 奇美電子(CMO)の何昭陽総経理は21日、パネル産業の需要が予想以上に伸びており、同社の第6世代工場が来年第2四半期には月産量9万枚に達するとみられることから、来年の売上高は今年度比40%増の7,000億台湾元(約2兆3,400億円)を目指すと語った。出荷量も今年度比25~30%成長する見込み。
 
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 何総経理によると、奇美集団のパネル産業垂直統合はほぼ完成段階を迎えており、奇美材料、奇晶光電、啓耀科技などへの投資事業も来年は売上高の大幅増が期待でき、現在の1期2億元余りの赤字から黒字に転じると予想される。また、21日投資を決定した薄膜太陽電池工場も、早ければ来年第4四半期に量産を開始する予定で、来年は奇美集団にとって非常に重要な1年となると意気込む。

 また奇美電は第8世代工場建設も計画しているが、スケジュールは未定で、今すぐ生産設備の導入を決定したとしても、量産開始は再来年中旬以降となるという。22日付経済日報が報じた。