ニュース 金融 作成日:2012年8月31日_記事番号:T00039117
金融持ち株会社の中国信託金融控股(中信金)は30日、投資信託会社の富鼎投信の株式98.6%を4億6,600万台湾元(約12億円)で取得し、投資信託事業に参入することを董事会で決議した。富鼎投信は監督機関の認可を経て、来年上半期にも社名を変更する。31日付工商時報が伝えた。
中信金は富鼎投信の買収により、▽銀行▽生保▽証券▽保険代理店▽ベンチャー投資▽資産管理▽警備▽宝くじ(台湾彩券)──に加え、投信事業にも参入し、グループの事業範囲を拡大することになる。
中信金の楊琰副総経理は「富鼎投信は必要な免許を備え、資産構造が単純で、(統合による)総合効果を発揮しやすいと判断した」と述べた。
富鼎投信は1999年に設立され、従業員は28人。7月末までの運用資産は24億9,000万元となっている。中信金はルクセンブルク国際銀行が保有する株式1.4%についても、今後取得を目指す。
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