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台湾大哥大、エバーノートと提携


ニュース 電子 作成日:2012年8月31日_記事番号:T00039124

台湾大哥大、エバーノートと提携

 台湾大哥大(タイワン・モバイル)の賴弦五・営運総経理は30日、情報収集・整理のためのクラウドコンピューティング・サービス「エバーノート(Evernote)」と提携すると発表した。9月30日までに台湾大哥大のモバイル・インターネット接続サービスを契約したユーザーすべてが、年会費1,350台湾元(約3,500円)のエバーノート・プレミアム版を1年間無料で利用できる。31日付経済日報が報じた。


台湾大哥大の賴営運総経理(左)とエバーノートのリービンCEO(右)は、掛け軸に両社のロゴマーク印を押すという珍しい方法で締結を結んだ(台湾大哥大リリースより)

 同日行われた契約締結式に出席したエバーノートのフィル・リービン最高経営責任者(CEO)は「当社は世界の通信キャリアと協力を行っているが、独占提携は日本のNTTドコモ、フランスのオレンジに続き台湾大哥大が3社目だ」と強調。その上で「スマートフォンやタブレット型パソコンの普及率が高い台湾はアジア太平洋地域における重要市場の一つで、現在全世界のエバーノートユーザー3,800万件に対し台湾ユーザーは50万件にすぎないが、今後さらに伸びる」と語った。

 なお現在台湾大哥大が抱える通信契約者数は約700万件で、うちモバイル・ネットユーザーの約200万件が今回の提携で恩恵を受けることになる。