ニュース 電子 作成日:2012年8月31日_記事番号:T00039127
マイクロソフト(MS)はこのほど、10月にリリース予定のARMアーキテクチャーを採用した新OS(基本ソフト)「ウィンドウズRT(Windows RT)」を搭載したタブレット端末を製造するメーカーのリストを明らかにしたが、提携先との不協和音で、搭載端末が順調に発売されるか不透明な状況となっている。31日付電子時報が伝えた。
MSは先ごろ、華碩電脳(ASUS)のほか、デル、聯想集団(レノボ)、サムスン電子がウィンドウズRTの提携メーカーとなることを明らかにした。
しかし、MSは今回、自社ブランドのタブレット端末「サーフェス(Surface)RT」を安値で投入する姿勢を示しており、このままでは提携メーカーの発売機種と激しい価格競争が生じるのは必至だ。業界ではMSがサーフェスRTを199米ドルで投入するという観測も流れている。MSは観測を否定しておらず、提携メーカーの不信感を招いている。
既に当初ウィンドウズRT機種への参入に積極姿勢だったヒューレット・パッカード(HP)をはじめ、東芝も発売見送りを決めており、関連チップの需要を見込んでいた半導体メーカーも肩透かしを食った格好だ。
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