ニュース 電子 作成日:2012年8月31日_記事番号:T00039129
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のタッチパネルメーカー、「富士康英特飛」はこのほど、ノートパソコン世界大手5ブランドのうち2社から大型カバーガラス一体型(OGS)タッチパネルの受注を獲得し、9〜10月に量産に入るとの見通しを明らかにした。第4四半期には月間出荷枚数が10万枚を超えるとしている。31日付電子時報が報じた。
英特飛は大型パネル製品について、価格、良品率、製造工程などを考慮すると、G1F(Glass 1 Film)タイプのタッチパネルは7~10インチのタブレットPCに適しているが、同市場は値下げ競争が激しく今後の発展が見込めないことから、OGSタッチパネル事業を積極化するとの考えを示した。
また、一部のノートPCメーカーは、市場見通しを慎重視しているが、英特飛はマイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)、「ウィンドウズ8(Windows 8)」が間もなく発売されることを好感し、同OS搭載機種における商機を狙うもようだ。
なお7月、液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)のタッチパネル貼り合わせ業務が鴻海集団傘下の業成科技に編入されたとの観測が報じられたが、電子時報によると業成は富士康英特飛の中国法人だという。
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