ニュース 医薬 作成日:2012年9月3日_記事番号:T00039147
陳冲行政院長と王金平立法院長は8月31日、産官学による提言を受け、台湾で開発された新薬、医療材料の薬価を優遇する方向で法改正を進めることを明らかにした。来年1月の第2代全民健康保険導入と同時に実施する。新薬開発を奨励するのが狙いだ。1日付工商時報が伝えた。
王金平立法院長(左1)は、「バイオ医薬産業を1兆元規模に拡大したい」と語った(31日=中央社)
また、台湾の製薬会社が適応症の拡大、副作用の低減など「新効果新薬」を開発した場合にも薬価が引き上げられる。
今回の見直しは、先に産官学が示した33項目の政策提言に含まれていたものだ。このほか、生技(バイオテクノロジー)新薬産業発展条例(生技条例)の緩和も直ちに進められる。さらに、今後3年以内にすべての提言を実施に移す。
陳行政院長は「提言があった項目以外にも、政府としてさまざまな可能性を積極的に掘り起こし、バイオ医薬産業のさらなる発展を促し、研究陣や業者がよりよい環境で世界市場を目指せるようにしたい」と指摘した。
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