ニュース 電子 作成日:2012年9月3日_記事番号:T00039153
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は31日の業績説明会で、ノートPCの今年の目標出荷台数を従来の4,700万台から4,050万台へと13.8%下方修正した。昨年と同水準か、小幅な成長にとどまるとの見方だ。1日付工商時報が報じた。
陳瑞聡・コンパル総経理は、ノートPCは世界的な景気不振に加え、タブレットPCの人気に押されて伸び悩んでいると指摘した。
同社の今年上半期のノートPC出荷台数は1,830万台で、通年目標達成には下半期に2,220万台の出荷が必要となる。前期比2割の成長率で、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の1けた成長予想を大きく上回る。なお、陳総経理は、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」効果で、第4四半期は1,200万台を目指せるとの見方だ。
コンパルはまた、液晶テレビの通年の目標出荷台数も、従来の700万台から450万台へと35.7%下方修正した。
同社の上半期売上高は前年同期比6%減の3,261億8,600万台湾元(約8,500億円)で、純損失は39億7,400万元だった。
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