ニュース 電子 作成日:2012年9月3日_記事番号:T00039155
鴻海科技集団(フォックスコン)が31日発表した第2四半期の純利益は前期比15.4%減の126億1,000万台湾元(約330億円)、1株当たり利益(EPS)は1.06元だった。シャープ出資に関して株価急落を受けた45億元の評価損失、および傘下の奇美電子(チーメイ・イノルックス)、中国子会社の富士康国際(FIH)の業績不調による約110億元の損失を計上したことで減益となった。1日付経済日報などが報じた。
一方、連結粗利益率は前期比1.28ポイント上昇して7.92%、営業利益率は同0.89ポイント上昇の2.41%で、製品構成の調整、生産の自動化でコスト削減に努めたことにより、市場予測を上回る結果となった。
また同社上半期の連結売上高は前年同期比24.95%増の1兆8,932億元だった。純利益は255億900万元で、前年同期より6.68%減少した。EPSは2.34元だった。
証券会社は、下半期は電子業界が需要期に入り、アップルの次世代スマートフォン「iPhone5(通称)」、「iPad」の小型機種(通称「iPad mini」)などの注目の新製品の発売も予定されているため、鴻海は業績向上が期待できるとの見方を示した。
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