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鴻海、タッチパネル関連2社を統合


ニュース 電子 作成日:2012年9月3日_記事番号:T00039156

鴻海、タッチパネル関連2社を統合

 3日付工商時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は先ごろ、同集団が中国・成都市に設立した業成科技に、液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)のタッチパネル貼り合わせ業務を編入したとの観測が報じられたが、このほど業成科技と同じく傘下で成都に設立されたタッチパネルモジュールメーカー、鑫成科技を統合して新会社の英特飛科技(General Interface Solution)を設立したもようだ。

 鴻海集団はスマートフォンやタブレット型パソコン、さらにノートPCやオールインワン(モニター一体型、AIO)PCへの応用が広がるタッチパネルを重要視しており、同集団が昨年、成都に鑫成、業成を設立したことは、同分野参入の第一歩とみられていた。

 市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益副総裁によると鴻海は、傘下でディスプレイ製品向けガラス基板の加工などを手掛ける正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)、鴻海が主導する中国・深圳市政府傘下の投資会社との合弁液晶パネルメーカー、深超光電(深圳)、第6世代低温ポリシリコン(LTPS)パネルを生産する天億顕示科技などの製品を、英特飛を通じて顧客に一括して提供していく方針とされる。