ニュース 電子 作成日:2012年9月3日_記事番号:T00039159
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は31日午後8時過ぎの苗栗県を震源とする2度の地震で、新竹科学工業園区(竹科)竹南基地の第5および6世代工場が緊急停止した。現在設備の点検作業を行っているが、停止による損失は20万~30万枚(ガラス基板換算)に上る見通しで、作業が長引けば30万~40万枚となる可能性もある。3日付蘋果日報が報じた。
今回の地震はマグニチュード4.6および4.7で、同地域としては過去75年で最大規模だった。竹南工場では主に18.5および21.5インチの液晶モニター用パネルを生産しており、単月の出荷枚数は約300万枚以上。
市場調査機関、ウィッツビューは、現在の21.5インチのオファー価格は平均76米ドルほどだが、需要期に奇美電が供給不足となることで、9月価格は0.5~1米ドル上昇すると予測。23.6インチも価格上昇の可能性があると指摘した。
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