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台中市の小学校で集団赤痢、11人が罹患


ニュース 社会 作成日:2007年11月23日_記事番号:T00003917

台中市の小学校で集団赤痢、11人が罹患

 
 台中市の北屯小学校で、赤痢の集団感染が発生した。行政院衛生署疾病管制局はこれまでに児童9人と調理師2人の感染を確認。また、23日付中国時報によると感染を疑われる児童らは130人以上に上っている。
 
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学校側の指導を受けて手を洗う児童たち。域内では過去12年で最悪の集団赤痢となった(23日=中央社)

 施文儀疾病管制局副局長によると、11月3日南投県から台中市に帰ってきた1年生の女子児童に症状が現れ、8日に診察を受けた後、病院が疾管局に通報したという。3日後に赤痢への感染が確認され、16日には11人の同級生にも症状が現れていた。

 同局は、糞便タンクによる地下水の汚染が感染の原因と見ており、地下水の閉鎖とトイレの消毒を実施し、全校生徒と学校関係者には予防薬が投与された。施文儀副局長によると、今回感染原因は赤痢の中でも最も症状が軽いD亜群菌種で、発熱、下痢が主な症状で、健康な人の中にもこの菌を持つ人はいるという。23日付聯合報が報じた。