ニュース 建設 作成日:2012年9月4日_記事番号:T00039170
国揚集団は高雄市の漢神百貨(漢神デパートメントストア)を核テナントとする高層ビル「高雄漢神百貨大楼」を売却し、リースバックを受けることを計画しており、創業者の侯西峰氏は複数の保険会社に購入意向を打診したもようだ。提示額は200億台湾元(約530億円)に達するとされ、高雄の商用ビル売買としては過去最高額となる可能性がある。4日付経済日報が伝えた。
同ビルは地上45階、地下7階建てで、敷地面積2,400坪、延べ床面積は4万8,000坪。現在は漢神百貨と漢来大飯店(グランド・ハイライ・ホテル)が入居している。今週中にも生保1社が現地視察を行うとの情報もある。漢神百貨はコメントを避けている。
売却価格を200億元と仮定した場合、駐車場部分を除くと、1坪当たり単価が804万元となり、高雄市の不動産相場では破格の高さとなる。
関係者によると、昨年の売上高は漢神百貨が88億元、漢来大飯店が16億元の計104億元で、粗利益率は20%に達している。このため、国揚集団は同ビルを購入した業者が物件をリースバックした場合、7%の投資利回りが見込め、手持ち資金が豊富な生保会社は投資先として有望視しているもようだ。
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