ニュース 電子 作成日:2012年9月4日_記事番号:T00039179
友達光電(AUO)はこのほど、液晶パネル業界で「4K2K」と呼ばれる横3,840×縦1,920ピクセルの高解像度液晶パネルのサイズを多様化し、来年初めにも量産に入る。4日付電子時報が伝えた。
AUOは既に55インチの裸眼3Dテレビ用で4K2Kパネルの量産に入っているが、来年初め以降は、非裸眼3Dテレビ用にも用途を広げ、応用サイズも42~65インチに多様化させる。
4K2Kパネルを採用した液晶テレビは、サムスン電子やLG電子など韓国勢のアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)テレビに対抗し、ソニー、東芝などが投入している。
ただ、AMOLEDテレビと同様、4K2Kテレビもパネルのコスト高と歩留まり率の伸び悩みで価格がネックとなっており、東芝がAUOの4K2Kパネルを採用して発売した55インチの裸眼3Dテレビは、販売価格が約9,000米ドルと割高だ。このため、本格普及はコストが低下する3~5年後になるとの見方が出ている。
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