ニュース 金融 作成日:2012年9月5日_記事番号:T00039194
ダウ・ジョーンズ電は4日、英保険大手、プルデンシャル生命保険が台湾の生保会社、中国人寿保険(チャイナ・ライフ・インシュアランス)に対する持ち株7.7%を最大1億5,500万米ドルで売却する計画だと報じた。
報道によると、プルデンシャルは保有する中国人寿株を1株当たり26.05~26.30台湾元(約68~69円)で売却するもようだ。直近株価に比べると2〜3%のディスカウントとなる。株式売却は英金融大手、HSBCがあっせんするという。
5日付経済日報によると、中国人寿の郭瑜玲総経理は「外電報道を見て知った。株式の譲渡先、中国信託金融控股の経営者、辜一族が引き受けるかどうかなどは、大株主が決定することで把握していない」と述べた。
プルデンシャル台湾法人の広報担当者も「親会社の決定であり、台湾法人は把握していない。台湾法人と中国人寿の間にはいかなる業務協力関係もない」と説明した。
プルデンシャルは2009年に中国人寿の増資を引き受け、株式9.95%を取得していた。当時の投資額22億元で、今回の株式譲渡では31億元の売却益が見込める見通しだ。
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