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壱伝媒、台湾のメディア事業売却で交渉【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年9月5日_記事番号:T00039196

壱伝媒、台湾のメディア事業売却で交渉【表】

 香港系メディア大手の壱伝媒(ネクスト・メディア)は4日、台湾で発行している有力日刊紙「蘋果日報」、フリーペーパー「爽報」、有力週刊誌「壱週刊(ネクスト・マガジン)」を「独立した第三者」に売却する方向で初歩段階の交渉を進めていると発表した。5日付聯合報などが報じた。

 上場先の香港証券取引所で発表された公告は、交渉相手を明らかにしておらず、「取引は実現するとは限らない」としている。

 壱伝媒は、特ダネ報道のためにはしつこい追跡取材を辞さない香港流の「パパラッチ報道」の手法を台湾に持ち込み、2001年5月31日に壱週刊、03年5月2日に蘋果日報を相次いで創刊。紙媒体は販売が好調だが、新事業として開始した「壱電視(ネクストTV)」が巨額の赤字を抱え、今年初めから台湾事業売却のうわさが出ていた。