ニュース 電子 作成日:2012年9月5日_記事番号:T00039206
市場調査会社、ディスプレイサーチの4日発表によると、2012年の液晶パネルの出荷量は、世界全体で前年比8%増の7億5,700万枚、出荷額は同13%増の853億米ドルに達する見通しだ。携帯可能なパソコン、液晶テレビの需要が増加し、液晶パネルの出荷量拡大に貢献するとみられるためだ。5日付工商時報が報じた。
ディスプレイサーチの謝勤益副総裁は、低価格ノートPC(ネットブック)のほか、ノートPC、タブレットPC、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)など携帯可能なPC各機種で出荷量が増加していると指摘した。パネルメーカーは現在、需要の変化に応じて新技術、機能などの開発を進めており、韓国、日本、台湾のメーカーは新技術や製造プロセスの開発により、コスト改善やモニターの性能向上に努めているという。
また12年通年のタブレットPC用パネルの出荷見通しは、アップルのタブレットPC「iPad」最新機種向けを含む9.7インチが7,280万枚、10.1インチが1,700万枚を超えるとみられるほか、下半期はマイクロソフト(MS)の自社ブランドタブレットPC「サーフェス(Surface)」向けで、10.6インチの大幅出荷増が見込まれる。
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