ニュース 電子 作成日:2012年9月5日_記事番号:T00039207
5日付電子時報によると、ソニーは来年、液晶テレビ用パネルモジュールをバックライトモジュール大手の中強光電(コアトロニック)から調達するとの観測が出ている。これが実現すれば、バックライトモジュールメーカーがテレビブランドにテレビ用パネルモジュールを供給する初めてのケースとなる。
これまでテレビ用パネルモジュールは、パネルメーカーがバックライトモジュールメーカーからバックライトモジュールを調達し、自社の後工程モジュール(LCM)工場で組み立てを行い顧客に出荷してきた。しかし、パネル調達コストを抑制したいテレビブランドと、業務の付加価値を高めたいバックライトモジュールメーカーの思惑が一致し、中強光電がソニーの要求に応じることになったようだ。
中強光電は今後、サムスン電子から半製品の液晶セル(オープンセル)を調達して自社内でパネルモジュールを完成させ、ソニーに供給するとみられる。
中強光電はまた、厳しいコスト削減が迫られるノートパソコン分野での展開も積極化しており、ノートPC上蓋部分の組み立てを華碩電脳(ASUS)などから受注したようだ。
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