ニュース 電子 作成日:2012年9月5日_記事番号:T00039209
今期中にサムスン電子に続き世界で2社目となるアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの量産を開始する友達光電(AUO)は、業界で世界をリードする地位にありながら株価が低迷しているため、台湾、日本、中国の携帯電話およびテレビブランドが同社へ出資し、戦略提携を結ぶことを画策しているとされるが、5日付経済日報によると最近、スマートフォン大手ブランド、宏達国際電子(HTC)の王雪紅董事長が個人名義でAUOに出資するとの観測が証券業界で出ている。
これに対しAUOは「聞いたことがない」と回答、HTCは「董事長の個人的な投資行為についてはコメントしない」としている。
彭双浪AUO総経理によると、新竹科学工業園区(竹科)3.5世代工場での月産能力はガラス基板投入枚数換算で7,000枚と小規模のため、現時点で顧客は1社のみだという。
またシンガポールの4.5世代AMOLEDパネル新工場(月産能力1万5,000枚)は来年初めに量産を開始する予定で、多くのメーカーから問い合わせが来ているが、顧客を増やす予定はないと説明した。
なお業界ではHTCがライバルであるサムスンに対抗するための秘密兵器として、AUOの4.3インチAMOLEDパネルを採用するとの見方が出ている。
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