ニュース その他分野 作成日:2012年9月6日_記事番号:T00039215
世界経済フォーラム(WEF、本部ジュネーブ)が5日発表した2012年国際競争力ランキングで、台湾は3年連続の世界13位となり、4年連続で韓国(今年19位)を上回った。しかし項目別でみると、政府の財政赤字は世界100位(昨年91位)で、欧州債務危機の渦中にあるイタリア(今年86位)、ポルトガル(今年89位)をも下回った。6日付経済日報などが報じた。
同ランキングは世界144の国・地域を対象に、「基本要件」「効率性促進要素」「イノベーション能力」の3の大分類、12の分類、111の細分化項目で評価したもの。台湾は5.28ポイント(7ポイント満点)と、ここ6年間で最高だった。12分類では▽商品市場の効率性、8位▽高等教育と職業訓練、9位▽企業の成熟度、13位──が比較的良かった。
行政院経済建設委員会(経建会)の呉明機副主任委員は、政府が引き続き投資環境の強化、および海外に進出した台湾企業(台商)のUターン投資に注力しており、景気さえ回復すれば、台湾経済は1つ上のステージに上がれると指摘した。
なお、日本は昨年から順位を1つ下げ10位(5.40ポイント)だった。
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