ニュース 商業・サービス 作成日:2012年9月6日_記事番号:T00039220
商業発展研究院(商研院、CDRI)が5日発表した7月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は98ポイントで、前月から3ポイント上昇した。景気信号は8カ月連続で「後退傾向」を示す「黄青」となり、同調査開始以来で最長を記録した。6日付工商時報などが報じた。
商研院は景気動向指数の上昇について、7月は夏休みで台湾を訪れる旅行客が増加したことに加え、省エネ家電製品の購入補助政策などが消費者の購買意欲を高めたと指摘した。
同指標を構成する3項目のうち、「経営状況」は98ポイントで、前月より2ポイント上昇した。商研院は、訪台旅行客が過去10年で最高となっており、卸売・小売・飲食業の売上高が単月としては過去4番目に高くなったためと説明した。また「証券市場」は97ポイント、「労働力・賃金」は103ポイントで、ともに前月より1ポイント上昇した。
8月の見通しについて商研院は、台風や豪雨による物価上昇圧力の高まりなどから消費者の購買意欲が低迷し、景気後退を示す「黄青」が続く可能性が非常に高いとの見方を示した。
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