ニュース 石油・化学 作成日:2012年9月6日_記事番号:T00039224
台塑集団(台湾プラスチックグループ)と台湾電力(台電)が台湾で3カ所目となる液化天然ガス(LNG)陸揚げ施設の建設に意欲を示していることが分かった。6日付経済日報が伝えた。
台湾政府は当初、台湾中油(CPC)にLNG陸揚げ施設の新設を打診していた。しかし、投資額が200億~300億台湾元(約530億〜790億円)に上るほか、同社のLNG事業は慢性的な赤字に陥っており、投資には及び腰だ。それに代わり、投資に名乗りを上げたのが台プラと台電だ。
このうち、台プラは海外の専門家を招き、LNG陸揚げ施設の建設効果について検討を開始した。建設地としては、既に港湾施設がある雲林県の第6ナフサプラント(六軽)敷地内を想定している。同社は政府が将来的に石炭に代わる発電燃料としてLNGの使用を義務付ける可能性があるとみており、事前にLNG陸揚げ施設を整備しておくことが有利に働くと判断している。
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