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マイクロン、3次元ICでTSMCと提携模索か


ニュース 電子 作成日:2012年9月6日_記事番号:T00039234

マイクロン、3次元ICでTSMCと提携模索か

 半導体製造装置・材料の国際展示会「セミコン台湾(SEMICON Taiwan)2012」のフォーラムに出席するため来台したDRAM大手、米マイクロン・テクノロジーのマーク・ダーカン最高経営責任者(CEO)はこのほど、台湾のファウンドリーとの提携を模索していることを明らかにした。業界では台湾積体電路製造(TSMC)と3次元(3D)ICにおける協力を検討しているとみられており、ダーカンCEOもTSMCとの接触を否定しなかった。6日付電子時報が報じた。

 現在TSMCは3次元ICでは韓国SKハイニックスと提携しているが、より多くのメモリーメーカーとの提携を検討しているとの観測も出ている。

 業界関係者は、3次元ICはSKハイニックスとサムスン電子や、マイクロンが買収予定のエルピーダメモリなどメモリーメーカーが注力しており、マイクロンがTSMCとの提携を目指しても不思議ではないと指摘。その上で、マイクロンは、技術協力以外に、TSMCの抱える顧客に対し3次元ICチップを販売することを狙っているとの見方を示した。