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BRT導入でバス専用レーン、高雄多功能経貿園区に計画


ニュース 運輸 作成日:2012年9月7日_記事番号:T00039245

BRT導入でバス専用レーン、高雄多功能経貿園区に計画

 高雄市政府交通局の王国材局長は6日、高雄多功能経貿園区(高雄多機能経済貿易園区)に、バス専用レーンを設けるバス高速輸送システム(BRT)を導入する計画を明らかにした。7日付工商時報が伝えた。


王国材・高雄市交通局長(中)は高雄のMRTやバス利用者は延べ1億人で、数年前の3倍以上に増えたと語った(6日=中央社)

 計画している複数のBRT路線のうちの1本で、高雄市の大型ショッピングモール、統一夢時代購物中心(ドリームモール)の隣接地の再開発事業「ドリームシティー21(DC21)」から、時代大道~中山路~民権路~民族路~建工路を経て澄清湖や円山大飯店(グランドホテル)付近を結ぶ、全長8.45キロメートル。BRTの建設費は1キロメートル当たり1,000万台湾元(約2,600万円)ほどで、MRTの同10億元、LRTの同1億元より負担が大幅に軽い。

 王交通局長は、高雄都市交通システム(MRT)紅線や、入札募集中の軽軌鉄道(LRT)水岸(ウォーターフロント)線と合わせ計3つの交通システムで高雄市の主要地域を結び、同園区を経済や観光のメインスポットにしたいと語った。

 台湾でBRTは、台湾高速鉄路(高鉄)嘉義駅~台湾鉄路(台鉄)嘉義駅の間などで運行されている。