ニュース 電子 作成日:2012年9月7日_記事番号:T00039259
台湾積体電路製造(TSMC)は来年、20ナノメートル製造プロセスで、米アップルのARMアーキテクチャーの次世代アプリケーション・プロセッサーを受注できる見通しとなったもようだ。7日付工商時報が伝えた。
半導体製造装置・材料の国際展示会「セミコン台湾2012」などの一連行事で業界関係者が明らかにしたもので、TSMCとアップルは既に「ある程度の共通認識に達した」という。アップルは来年、デュアルコア搭載のプロセッサー「ARMコーテックスA15」を採用後、TSMCへの発注を予定しているという。これについて、TSMCはコメントを避けている。
業界筋によると、TSMCと傘下のIC設計会社、創意電子(グローバル・ユニチップ、GUC)は今年第2四半期末にアップルにARMプロセッサーの受託開発(NRE)と受託生産に関する計画を提出し、既にアップル側の認可を取得しているという。
アップル側は設計から製造、パッケージング・テスティング(封止・検査)、出荷まで一貫生産を求めており、TSMCは来年上半期に20ナノプロセスによる生産ラインを設置し、アップル向け出荷の準備を完了する。
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