ニュース 政治 作成日:2012年9月10日_記事番号:T00039266
馬英九総統は7日、尖閣諸島(沖縄県石垣市、台湾名・釣魚台列嶼)に140キロメートルの距離にある台湾最北端の東シナ海の離島、彭佳嶼(基隆市)に上陸し、尖閣をめぐる主権争いに関して、日本、台湾、中国の3者がまずそれぞれ2者会談を進め、その後3者による一括協議で解決すべきと主張した。8日付中国時報などが報じた。
馬総統の提案には、尖閣問題において台湾の発言権を日中並みに高めようという狙いがあるとみられる(7日=中央社)
馬総統は、台湾、日本、中国が東シナ海の豊富な資源を40年間も放置しているとした上で、欧州各国が北海のブレント油田を共同開発した例を東シナ海に移植できるのではないかと訴えた。さらに、日本が竹島問題で国際司法裁判所への提訴を決めたことに関して、尖閣でも同様の司法プロセスによる解決が可能と主張した。
馬総統の発言に対し、中国外交部の洪磊報道官は同日、「基本的に同意し反対ではない。一部の観点は大陸(中国)と完全には一致していないが、尖閣は日本人のものではないという基本的立場は明確で良い」とコメントした。
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