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中秋節の月餅1割値上がり、販売2割減の恐れも


ニュース 食品 作成日:2012年9月10日_記事番号:T00039273

中秋節の月餅1割値上がり、販売2割減の恐れも

 中秋節(旧暦8月15日)が今月30日に迫り、月餅(菓子)の生産が最盛期を迎えている。今年は原材料価格の上昇を受けて販売価格が平均10%上昇しており、業者は市場が2割縮小するのではないかと懸念している。10日付中国時報が報じた。

 行政院主計総処の8月物価調査によると、月餅に使われる小麦粉の原料、小麦は前年同月比16.8%、鶏卵は同11.6%も上昇した。さらに、電力料金の値上げによって業者によっては支出が昨年と比べて15〜20%増加している。

 これを受けて業者は値上げを行うか、価格を据え置く場合は1個当たりの大きさを小さくしたり、餡(あん)を少なくするなど対応に追われている。例年行っている1〜2割の値引きを取りやめたケースもある。