ニュース 食品 作成日:2012年9月10日_記事番号:T00039274
食品最大手の統一企業(ユニプレジデント)がこのほど、中国・海南省澄邁県で飲料工場を着工した。工場内には2本の無菌高速生産ラインが設置され、総投資額は6億人民元(約74億円)に上る。2013年末から生産を始め、年産額は5億人民元に達する見通しだ。海南省に飲料工場が設置されるのは初めて。8日付工商時報が報じた。
中国事業を担う統一企業(中国)投資の侯栄隆総経理は同県への進出について、海南省は熱帯資源が豊富なことに加え、澄邁県は海南省の北西部に位置し、瓊州海峡を挟んで対岸に広東省を望む海口も近く立地条件が良いことや、海南省政府が中国に進出した台湾企業(台商)に対し投資環境を整えていることを理由に挙げた。
海南省政府は、澄邁県への台商の誘致に取り組んでおり同県を台商投資の集積地にしたいと考えている。一方台湾側も中華民国工商建設研究会(建研会)が同県への代表所設置を計画している。
11年統計によると、澄邁県の総生産(GDP)額は140億人民元。年成長率は、2年連続で海南省トップを誇る24.1%だった。
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