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機械設備の8月輸出額、前年比10%減


ニュース 機械 作成日:2012年9月10日_記事番号:T00039277

機械設備の8月輸出額、前年比10%減

 工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の7日発表によると、8月の機械設備の輸出額は前年同月比10%減の16億6,000万米ドル、台湾元換算では同7%減の497億台湾元(約1,300億円)で、ともにマイナス成長だった。8日付工商時報が報じた。

 1~8月累計も前年同月比2.1%減の134億9,100万米ドルでマイナス成長だったが、台湾元換算では同0.2%増の4,007億元で、なんとかプラス成長を保った。王正青TAMI秘書長は、ライバル韓国のウォン安から、台湾元安がある程度進まなければ、台湾の競争力は向上しないと提言した。

 1~8月の輸出先別で伸びが見られたのは、日米のほか、▽シンガポール、前年同期比53%増▽タイ、同36%増▽インドネシア、同16%増──など。一方、マイナス成長は▽ブラジル、同24%減▽インド、同22%減▽中国、同13%減──など新興市場で続いている。このため、特に対中輸出の比率が高い企業ほど打撃が大きい。