ニュース 電子 作成日:2012年9月10日_記事番号:T00039282
発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップメーカー、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の簡奉任董事長はこのほど、2013年に同社は正式にアジア市場に進出してグローバルメーカーへの転身を図るとともに中国向け出荷の強化を図る考えを示した。その上で、中国大手企業との間で、出資受け入れに向けた交渉を開始していると表明。市場では中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOE)を戦略パートナーとする可能性が高く、年内に交渉がまとまるとの見方が出ている。10日付電子時報が報じた。
台湾LED産業に対する中国資本の出資開放について簡董事長は、「これまで台湾メーカーが大陸(中国)に工場を設置して就業機会をもたらすという一方通行だったが、これからは大陸資本を導入して台湾市場の活性化を図る必要がある」と指摘した。
また「台湾メーカーは技術では勝っているが、商業モデルでは負けている」と語り、中台のLEDメーカーが手を結べば、世界をリードする地位に立てるとして、今後も中台間の垂直統合を進めて、中国市場におけるシェア拡大に努めると表明した。
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