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101ビルの株式売却入札、2回目も不調


ニュース 建設 作成日:2007年11月23日_記事番号:T00003929

101ビルの株式売却入札、2回目も不調

 
 中聯信託投資が保有する台北101ビルの株式15%をめぐり、23日に行われる予定だった2回目の売却入札は、応札者がないまま不調に終わった。入札は割高な価格がネックとなり、当初から難航が予想されており、土壇場で保証金を納入するとの情報があった金融持ち株会社も応札を見送った。23日付経済日報が伝えた。

 売却を担当している中央存款保険公司(預金保険機構に相当)は、金融再建基金管理委員会に入札不調を報告するとともに、売却を実施すべきかどうかも含め再検討を進める構えだ。売却価格を引き下げた場合、批判を受けることも考慮し、ひとまず売却作業を中止し、中央存款保険公司が管理する案も検討していく。このため、検討作業の行方によっては、売却入札が凍結される可能性が出てきた。