ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

今年の卒業生、46%がいまだ就職できず


ニュース その他分野 作成日:2012年9月11日_記事番号:T00039292

今年の卒業生、46%がいまだ就職できず

 大学の卒業式から3カ月がたったが、今も就職できない卒業生が46%に上ることが、求職求人情報サイト「yes123求職網」の調査で明らかになった。同社は、仕事が見つかるまでの期間は例年平均2カ月ほどだが、今年は3~4カ月に長引く可能性があると指摘した。11日付蘋果日報などが報じた。

 景気低迷で企業が採用に慎重になっているため、就業市場は前年比で1割縮小し、例年に比べ仕事探しが難しくなっている。ただ一方では、卒業生の景気に対する危機意識が低いことや、社会適応能力が未熟であることも指摘されている。

 また同調査によると、新卒者の初任給の希望額は2万5,000~2万8,000台湾元(約6万6,000〜7万4,000円)と、企業側の想定を約2,000元上回っている。yes123求職網は卒業生に対し、「求職条件を下げ、現在採用活動を行っている企業に応募し、改めて探せばよい」と呼び掛けた。

 同調査は、インターネットを通じ、卒業生およびサラリーパーソンの1,696人、企業337社から回答を得た。