ニュース 金融 作成日:2012年9月11日_記事番号:T00039298
金融監督管理委員会(金管会)はこのほど、中国の大手銀行、中国建設銀行の台湾での支店昇格に向けた予備審査を開始した。これにより、建設銀は中国の銀行としては中国銀行、交通銀行に続いて支店開設が認められる見通しだ。11日付経済日報が伝えた。
建設銀は当初、台湾の中小金融機関への出資を検討しているとも伝えられたが、今年3月に代表事務所(駐在員事務所)開設から満1年を迎え、支店昇格申請が可能となったことから、金管会銀行局に支店昇格を目指す意向を伝えた。
金管会は当初、台湾の銀行の中国での支店開設申請で審査が遅れていることから、建設銀に支店開設申請を当面受理できないと説明していたが、環境が整ったため予備審査を開始した。予備審査は申請資格を確認するため、慣例として行われているもので、問題がなければ正式申請が行われる。
中国の銀行は、台湾では支店開設か既存銀行、金融持ち株会社への出資のいずれかを選択しなければならず、今回の支店開設申請により、建設銀による台湾の銀行への出資はできなくなった。
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