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新キンドル・ファイア、TPKがタッチパネル量産


ニュース 電子 作成日:2012年9月11日_記事番号:T00039309

新キンドル・ファイア、TPKがタッチパネル量産

 11日付電子時報によると、米アマゾン・ドット・コムが6日に発表したタブレット型パソコンの新製品「キンドル・ファイアHD」は、既に8月に7インチ機種で大量出荷が始まっており、同製品向けにタッチパネルを供給する宸鴻集団(TPKホールディング)は単月100万枚の量産体制に入っているもようだ。一方、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の英特飛科技(General Interface Solution)、および和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)も9月から量産を開始し、10月に出荷のピークを迎えるとみられる。

 キンドル・ファイアHD7インチ機種は広達電脳(クアンタ・コンピューター)が受託生産し、タッチパネルを供給する3社のうち第1弾の出荷は主にTPKが担い、英特飛の8月出荷は小規模にとどまったもようだが、9月以降徐々に規模を拡大するとみられる。一方、ハンスタッチの出荷量は10月に40万〜50万枚となる見通しだ。

 なお、今回新たに加わった8.9インチ機種は11月の発売が見込まれ、サプライヤーの出荷は10月から増えると見込まれるが、アマゾンにとってタブレットPCの今年の主力は依然7インチ機種で、その出荷量は8.9インチ機種の2倍となると業界では予測されている。