ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年9月12日_記事番号:T00039327
中国鋼鉄(CSC)100%出資のアルミニウム素材最大手、中鋼鋁業(CSアルミニウム)が進めている工場拡張工事のうち、自動車用バッテリー向け製品への参入を目指して設置した生産ラインが既に試験生産に入っており、10月から量産を開始する見通しだ。同ラインの年産能力は6,000トンで、年間6億台湾元(約16億円)の生産額をもたらすと同社は見込んでいる。12日付工商時報が報じた。
CSアルミは一昨年より120億元を投じた拡張工事を進めており、来年の完了すればアルミコイルの年産量は現在の2倍に当たる26万5,000トンに増加する見通しだ。
同社は台湾域内および世界の缶材料、3C(コンピュータ、通信、家電)材料市場への供給に加え、毎年800万〜900万台の生産量を誇る日本の自動車市場参入を目指し、昨年1億5,000万元を投じてバッテリー用アルミ箔生産ラインの設置を決めた。
同ラインでは主に0.02〜0.04ミリメートルのアルミ箔製品を生産し、単月の生産量は最大で500トンを予定している。
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