ニュース 電子 作成日:2012年9月12日_記事番号:T00039337
半導体のパッケージング・テスティング(封止・検査)業界では第4四半期、銅ワイヤボンダーの需要が前期を50%下回る見通しだ。需要回復は12月ごろになるとみられている。12日付電子時報が伝えた。
銅ワイヤボンダー市場は過去3年にわたり成長を続けてきた。今年も年初以降需要が伸び続けたが、業界は9月をピークに需要が後退するとみている。背景には欧州財政危機、米国の消費低迷に加え、年初来の設備投資が一段落したことがある。ただ、長期的には金相場の一段高が見込まれるため、銅ワイヤボンダーの需要は根強いとみられる。
業界大手の日月光半導体製造(ASE)は、第3四半期のワイヤボンダー1,000台を増設した。これにより、同社は保有するワイヤボンダー1万4,669台のうち1万台以上が銅ワイヤボンダーとなり、ワイヤボンディングによる売り上げ全体の60%を銅ワイヤボンディングが占める見通しだ。
矽品精密工業(SPIL)は、ワイヤボンディングによる売り上げ全体に占める銅ワイヤボンディングの割合が46.3%だったが、第3四半期には当初目標(50%)を上回る60%を見込む。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722