ニュース その他分野 作成日:2012年9月13日_記事番号:T00039347
ロシア・ウラジオストクで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に台湾の特使として出席した連戦・元副総統(国民党名誉主席)は12日、会議期間中に会談したシンガポールのリー・シェンロン首相が、現在台湾との間で進められている経済パートナーシップ協定(ASTEP)締結に向けた交渉について「良好な進展を見せており、年内にまとまる」との見方を示したことを明らかにした。13日付工商時報が報じた。
観測によると、ASTEP交渉は物品、サービス市場の開放および経済協力に重点が置かれている。物品貿易の関税に関して当初、農業についての議題で行き詰まり、スケジュールに遅延もみられたが、その後争議は解消され順調に話し合いが進んでいるとみられる。また工業製品についてシンガポールはほとんどの項目でゼロ関税としているため、交渉に大きな問題はないという。
一方、サービス業の市場開放については、シンガポールが外国資本による金融業参入に依然多くの制限を課しているため、交渉は比較的難易度が高いとみられている。
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