ニュース 電子 作成日:2012年9月13日_記事番号:T00039358
証券大手、凱基証券(KGI)によると、液晶パネル大手2社、友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)は第3四半期の営業損益が黒字転換する可能性がある。両社は純損益が各7、8四半期連続で赤字だった。13日付工商時報が報じた。
AUOはテレビ用パネル受注増、アップルが発売されるとみられるタブレット型パソコン小型機種「iPad mini(通称)」向けパネルの出荷増で、8月売上高が前月比10.7%増の351億300万台湾元(約920億円)と、過去1年半で最高となった。KGIによると、9月売上高が360億元まで増え、第3四半期売上高は1,030億元が見込め、同期の粗利益率がプラスに転じて営業損益も黒字転換する可能性がある。
奇美電は中国液晶テレビ需要の強まりで、8月の大型パネル出荷枚数が前月比10.6%増の1,389万枚で過去最高だった。中国需要で9月出荷も増加が見込める。KGIによると、粗利益率が前期のマイナス1.7%から第3四半期にプラスに転じ、営業損益も黒字化する見通しだ。
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