ニュース 電子 作成日:2012年9月13日_記事番号:T00039360
台湾積体電路製造(TSMC)は最近、今年第4四半期から来年第1四半期にかけての受注減少に備え、顧客に対し積極的に発注の上積みを働き掛けていることが分かった。
13日付電子時報によると、TSMCの顧客も第2四半期までに在庫処理が一段落したほか、TSMCとの長年の協力関係に配慮し、発注増に応じるケースが多いという。
IC設計業者によると、TSMCは昨年第4四半期以来、フル稼働状態で、20ナノメートル、40ナノメートルの両製造プロセスは生産能力が需要に追い付かない状態が続いている。実際、TSMCの8月の売上高は月次ベースで過去最高を更新した。
TSMCがそれでも顧客に追加発注を求めるのは、第4四半期以降の受注に陰りが見え始め、設備稼働率の低下が見込まれるためとみられる。
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